表情訓練/相手の気持ちを読む
表情は相手とのコミュニケーションを図るうえで、大変重要です。表情には言葉には現れない感情が現れることもめずらしくありません。例えば、どんなに楽しい会話をしていても暗い表情をしていれば、人間関係が円滑に進みにくくなります。この回では良好なコミュニケーションを築くために、笑顔の練習をします。
また、相手の気持ちを読む訓練も行います。ASDの方は、相手の気持ちを読むことが得意ではありませんから、自分の気持ちだけを前面に出してしまうことも考えられます。しかし、それでは人間関係にヒビが入る可能性もあります。例えば、自分が関心のない話でも、なぜ相手がその話をしてくるのか?相手はどういう気持ちで伝えているのかを理解するスキルを身に着けることで、より良い対応を行う方法を学びます。